C型肝炎ウイルスによって起こる肝炎で、急性肝炎で終わる一過性のものと、持続感染に移行するものとがあります。
C型急性肝炎の症状はA型やB型とほぼ同じですが、軽症でほとんど症状が出ないことも多いです。しかし、一過性に終わらずに持続感染化(キャリア化)しやすい病気として知られています。
現在の日本での慢性肝疾患の多くにC型肝炎ウイルスが関与していることが判明していて、6割以上の慢性肝疾患でC型肝炎ウイルスが検出されます。
目次
C型肝炎の感染経路と潜伏期間
C型肝炎の感染経路(性感染症としての)
血液や精液の中にC型肝炎ウイルスが含まれています。
感染者との
- 膣性交
- アナルセックス
で感染が成立します。
他の性感染症があると感染リスクは高くなります。
コンドームの使用によって感染リスクを下げることができます。(→コンドームを正しく使って性病予防)
C型肝炎患者の感染経路の大半は医療行為によるものと言われています。
母子感染も起こりますが、残念ながら効果的な予防対策は確立されていません。また他の肝炎と違いワクチンはありません。
C型肝炎の潜伏期間
急性肝炎
2~14週間と言われています。
肝硬変・肝がん
10~30年で発生すると言われています。
キャリア化した場合の気をつけるべき感染リスク
B型肝炎と同様に日常生活でほかの人に感染させないような配慮が必要です。
- 歯ブラシやカミソリなどを共用しない
- ケガで出血した場合はなるべく自分で治療して、ほかの人が血液に触れないようにする
- 自分の血液や体液がついたものは包んで廃棄する
- 献血しない
C型肝炎の症状
急性肝炎
A型やB型と同様に
- 発熱
- 倦怠感(だるさ)
- 消化器症状
などが現れますが一般に軽症でほとんど症状がないケースも少なくありません。
参考:MSDマニュアル持続感染化(キャリア化)
6~8割の人が知らない内に慢性C型肝炎に移行し、10~30年かけて肝硬変や肝がんを発症します。
慢性C型肝炎の治療法
急性肝炎の症状は軽いので治療はほとんど必要ありません。
持続感染化した場合はインターフェロンや抗ウイルス薬を使用します。
C型肝炎の検査法
血液検査でHCV抗体あるいはHCV抗原を検出して診断します。
C型肝炎は届出義務のある病気です
急性肝炎で診断のついた患者がいた場合は医師は届け出する義務があります。
C型肝炎を自宅で検査できます
C型肝炎は自覚しないうちにキャリアになっていることの多い病気です。知らないうちに家族やパートナーに感染させてしまうかもしれません。
ブライダルチェックや他の性感染症を調べるつもりなら、ぜひC型肝炎を同時に検査することをおすすめします。
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