キスをするカップル

「付き合い始めたばかりで、キスしかしていないのに性病が!!」

一番燃え上がっている時期のカップルに、突然、こんな悪夢のような事が起こる可能性があります。

性病は性行為をしてうつるものだけではありません。

性病の種類によっては性行為とまったく関係のないことで感染するものもあるのです。

この記事ではキスでうつる可能性のある性病、ほとんど可能性のない性病、うつる心配の無い性病に分類してまとめてみました。

キスでうつる性病はこれ!

妊娠が心配な女性

まだキスしかしていないのに性病がうつってしまうなんて悪夢ですが、性病のいくつかは普通のキスをしただけで感染してしまうものがあります。

梅毒

梅毒は、性器などにできものを作る性病です。

梅毒病変のある性器をフェラチオやクンニリングスすると口に感染して、唇や口腔内に硬性下疳と呼ばれる皮膚病変をつくります。

このような口に硬性下疳を持っている人が相手だと、キスしただけで梅毒に感染してしまいます。

また、第2期梅毒の症状はバラ疹が有名ですが、口の中に梅毒性アンギーナという粘膜病変ができることがあります。

この病変があった場合も、キスするだけで感染が成立してしまいます。

 

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尖圭コンジローマ

尖圭コンジローマは感染した部分にイボ状の病変を作る性病です。

尖圭コンジローマの病原体であるヒトパピローマウイルス(HPV)は表面の傷ついた粘膜に侵入し、粘膜の一番底の部分にある基底細胞に感染します。

感染している性器をフェラチオやクンニリングスをすれば、粘膜におおわれた口の中にも感染することがあります。

口の中に病変ができている相手とキスをすれば、それだけで感染してしまうことがあります。

 

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性器ヘルペス

性器ヘルペスは非常に痛い潰瘍病変を作る性病です。

性器ヘルペスの原因ウイルスはHSV-1HSV-2の2種類があります。

どちらもほぼ全身に病変をつくる可能性がありますので、たとえ感染しても性器からうつったとは限りません。

いろんな部位からの感染経路の可能性があって、そのうちの1つに性行為があるのです。

頭部・顔面に感染するのは、ほぼHSV-1に限られていて、唇や口腔内にも病変をつくります。

HSV-1による口のヘルペス病変を持っている相手とキスをすれば、感染が成立してしまいます。

 

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B型肝炎

B型肝炎は急な発熱や倦怠感、黄疸などを起こす病気です。

B型肝炎ウイルス(HBV)は感染者の血液や体液に含まれています。

HBVは感染力が強く、血液や体液に触れるだけで簡単に感染してしまいます。

唾液も体液の一種なのでHBVが含まれていて、保菌者とキスをするだけで容易に感染してしまいます。

 

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キスでうつる可能性はほとんど無い性病

やんわりお願いする女性

キスで感染する心配はまずないけれども、状況によっては感染する可能性がある性病には次のものがあります。

クラミジア

クラミジアは、女性ではおりものの異常、男性では尿道炎を起こす性病です。

クラミジアはノドの奥にある咽頭部分への感染もよく起こります。

口の中なので、キスでうつってしまいそうですが、実際にはキスだけで感染する可能性はほとんどありません。

唾液は循環し常に新しいものに交換されているので、たとえ咽頭の病変部分から病原菌が唾液に混じっても、すぐに洗い流されてしまいます。

なので、唾液中にはクラミジアの病原菌が見つかることはまずないのです。

しかし、体調が悪く菌が異常に増殖していたり、痰(たん)が多く分泌されていたりすれば、感染する可能性がないとはいえません。

 

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淋病

淋病はクラミジアと同じく、女性ではおりものの異常、男性では尿道炎を起こす性病です。

クラミジアと同様に咽頭への感染が多い淋病も、同じような理由で、キスしただけで感染することはほとんどないでしょう。

しかし、淋病は感染力がクラミジアより強いので、いくらかクラミジアよりは感染リスクは高いかもしれません。

 

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カンジダ症

カンジダ症はほとんど女性に起こり、おりものの異常をあらわす性病です。

カンジダは性器にのみ感染する病原菌ではなく、口の中や皮膚、腸の中などにもみられることがあります。

なので、口の中に菌を持っている人とキスをすれば、感染してしまうかもしれません。

しかし、カンジダは常在菌であって、健康な人でもカンジダを持っていたりします。

それに感染しても常在菌として何の問題も起こらないことがほとんどです。

体調や免疫の低下などで、日和見的に症状が出ることがまれにあるだけです。

 

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C型肝炎

C型肝炎は発熱や倦怠感、黄疸などを起こす病気です。

C型肝炎ウイルスは血液や精液から感染します。

普通のキスでは感染する心配はありません。

しかし感染力は強いので、口の中に傷がある場合は感染が起こってしまう可能性はあります。

 

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キスでうつらない性病

布石を打つ女性

キスをしても感染する心配のない性病は次のものが挙げられます。

HIV

HIVはエイズの原因となるウイルスです。

HIVは血液や精液には含まれていても、唾液には含まれていません。

口の中に微細な傷があって少量の血液が混じっても、少量のウイルスでは感染が起こりません。

HIVの感染力は弱いもので、たとえ感染者(男性)がコンドームなしにセックスをしても女性が感染する確率は0.1%ほどです。

なので、キスだけでHIVに感染する心配はありません。

 

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膣トリコモナス症

膣トリコモナス症は女性ではおりものの異常、男性では亀頭包皮炎を起こす性病です。

膣トリコモナスは生殖器にのみ感染する病原体です。

たとえ感染者とフェラチオやクンニリングスをしても、口に膣トリコモナスが感染することはありません。

なので、キスだけで感染する可能性はゼロです。

 

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急性A型肝炎

急性A型肝炎は発熱や倦怠感、黄疸などを起こします。

急性A型肝炎ウイルスは便に排出されるので、感染はアナルセックスやアナルを触った指を舐めるなどしないかぎり成立しません。

キスで感染する心配はありません。

 

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赤痢アメーバ症

赤痢アメーバ症は、下痢、粘血便や腹痛などの大腸炎を起こす性病です。

感染経路は急性A型肝炎ウイルスと同じです。

なので、キスしたからといって赤痢アメーバ症になることはありません。

 

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まとめ

梅毒について説明する女医

キスで用心しないといけないのは、口の中に病変をつくるタイプの性病とB型肝炎です。

ただ、口の中を外から判断することはなかなかできないですから、事前に警戒するのはむずかしいですね。

B型肝炎はワクチンを打っておくことができますが、他の性病はキスのあと怪しいと思ったら性病検査を受けるしか対策はありません。

感染後すぐには検査できないので、以下の記事を参考に期間を置いて検査しましょう。

 

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