あなたは性病検査についてどういう印象を持っていますか?
いろんな人と関係を持った人がするものだと思っていませんか?
どうも世間の感覚では性病検査は乱れたセックスを繰り返している人がするもので、特定の恋人としかセックスしない自分には関係のないことと思っている人がほとんどのようです。
確かに性的に乱れているほど性病になりやすいのは事実ですが、ごく普通の交際をしている人でも性病の可能性は全然あります。
一部の性病にいたっては、性行為を一切していないのに発症する可能性のあるものさえあるのです。
この記事では、セックスの心当たりが無いのに感染し、おりものなど膣の異常を起こす性病についてご紹介します。
目次
膣カンジダ症は女性なら誰でもなる可能性のある性病
膣カンジダ症は性病として扱われていますが、女性ではほとんどが性行為に関係なく起こってくる病気の代表です。
膣カンジダ症になると粥状やヨーグルト状の多量のおりものが出てきます。
[blogcard url=”https://sticheckup.com/candida/”]男性では女性からセックスで感染してしまうのですが、女性の場合はほぼ自家感染によるものなのです。
カンジダ菌はカビの一種で、どこかから感染するものではなく、口や皮膚や腸管内に普通に存在する常在菌の1つ。
誰もが膣内にカンジダを持っているわけではありませんが、15%の女性で膣内に保菌しているといわれます。
カンジダ菌が膣内にいても乳酸菌の1種であるデーデルライン桿菌が腟内の環境を維持しているので、膣内にカンジダ菌がいてもすぐに膣カンジダ症が起こってくるわけではありません。
しかし、疲れやストレスで免疫が低下したり、陰部が蒸れたり、ホルモンバランスが崩れたりして膣内の環境が乱れると膣カンジダ症が起こってくるのです。
つまり、この際にはセックスは関係ありません。
しかも、膣カンジダ症は生涯の間に4人に3人がかかるといわれるほどポピュラーなもの。
心当たりの性行為がないから性病にならないというのはまったく当てはまらないのです。
[blogcard url=”https://sticheckup.com/joseinokandida/”]腟トリコモナス症は環境から感染することもある
腟トリコモナス症も性行為関係なく発症する可能性のある性病です。
感染すると黄色い悪臭のするおりものが大量に出てきます。
特徴的なのは、人からだけでなく環境からも感染する可能性があること。
腟トリコモナス症の病原体は菌ではなく、原虫と呼ばれる肉眼では見えない小さな寄生虫です。
このトリコモナス原虫は弱くすぐ死んでしまうのですが、湿気のあるところでは長く生きることができます。
なので、お風呂のイスやトイレの便座などを介してうつってしまうことがあります。
一緒に住んでいる人からはもちろん、スーパー銭湯のような公衆浴場で他人から感染する可能性だってあります。
そのため性行為のまったくない子供や老人でさえ発症する可能性のある性病なのです。
つまり、あなたにおりもの異常がみられたら、性行為の心当たりはなくても感染の可能性を考えるべきでしょう。
[blogcard url=”https://sticheckup.com/trichomonas/”]フェラチオやキスでうつる性病もある
膣トラブルとはちょっと違いますが、陰部にただれやできものができた場合もセックス(膣性交)していなくても性病の可能性を考える必要があります。
世間では、セックス=膣性交のイメージが強いですが、フェラチオやクンニリングスやペッティングだって立派な性行為なのです。
ペニスと膣の接触がなくても性病に感染するケースはいくらでもあります。
クンニリングスで感染して陰部にただれやできものができる性病には
があります。
陰部の症状はありませんがクンニリングスで感染する可能性のある性病に
も挙げられます。
これらの性病では場合によってはキスだけで感染することもあるので注意しましょう。
[blogcard url=”https://sticheckup.com/kissdeuturu/”]気になる症状があれば性行為の心当たりがなくても性病検査を受けてみましょう
上に書いたような性病は、たとえ心当たりの性行為がなくても診断するためには性病検査が必要です。
膣カンジダ症にいたってはほとんどの女性患者が自家感染によって起こっているのに、性病検査を受けなければいけないという矛盾があります。
性病検査の”性病”という呼び名が誤解を生むんですよね。
性病の多くは性行為が関係しないで感染することも多いため、近年は医学界では性病と呼ばず性感染症と呼ぶようにしています。
(※当サイトでは、”性感染症”という呼び方がまだ世間的に浸透していないので”性病”で統一しています。)
性感染症とあるように風邪なんかとおなじ感染症の1種。
性器に関連して感染することが多いから”性”がついていますが、必ずしもセックスでうつるものではないということ。
風邪ほど頻繁にうつるものではないですが、インフルエンザの検査のようにもっと気軽に性病検査を受けてもいいのではないかと思います。
まとめ
性病検査を受けたほうがいい人は、けっして活発にセックスをしている人や心当たりのある人だけではありません。
性病と言っても、普通に生活をしていても感染してしまうこともあります。
実際に疑わしい症状が出ているのなら、心当たりが無いからと性病の可能性を否定せずに、積極的に性病検査を受けてみましょう。
GME医学検査研究所のキットなら365日無休、最速1~2日で結果が出るので、急いでいる人におすすめです。
どの項目を検査すればいいかわからない方は簡単診断をご利用ください。
知りたい性病をチェック!
↓クリック!!↓