先日、ネットで衝撃的なニュースを目にしました。
このサイトで紹介している自宅で性病検査をする郵送検査に関する話題です。
これから郵送検査を受ける人にも考えてほしいことなので、今回記事にしてみました。
せっかく勇気を出して性病検査を受けたのですから、あと少し勇気を振り絞ってほしいというお話です。
目次
せっかく郵送検査をしてるのに病院へ行かない人たち
当サイトでご紹介している自宅でできる性病検査は、病院へ行って恥ずかしい思いをせずに郵送で検査できることが支持されて、利用者が年々増えています。
しかし、先日次のようなネットニュースが流れました。
[blogcard url=”https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170607-00000009-asahi-soci”]検査をするのは今の自分が感染していないかを調べるためで、万一、陽性の結果が出ても早期に治療を開始できるので被害を最小限にすることができます。
郵送検査を受ける方も、当然そのようなつもりで検査に臨んでいるのだと思っていましたが、どうも違うようです。
自分がHIVに感染していることが郵送検査でわかったのに、実際に病院へ行く人はたったの2%に過ぎないという驚きの結果となっています。
ほとんどの人が感染を知っても病院へ行って治療を受けようとはしないようなのです。
HIV陽性の結果が出たら必ず病院へ
郵送による性病検査でHIV陽性の結果が出ても、最初に行われるのはスクリーニング検査なので、改めて病院で抗体確認検査かHIV抗原検査を受けて確認をする必要があります。(GME医学検査研究所では陽性が出た場合、外部検査所で確認検査を行います)
最初の検査で陽性が出て、ショックで病院へも行きたくない、殻に閉じこもりたい、という気持ちはわかりますが、必ず確認検査を受けましょう。
確認検査で実際は陰性だったという結果が出るかもしれません。
不幸にも陽性が確定したとしても、早期にきちんと治療を受ければ多くの場合、普通の生活が送れるのです。
昔のようにエイズは「死の病気」ではなくなっているのです。
エイズが死の病気ではなくなったのは発症予防の治療をするのが前提
エイズが「死の病気」ではなくなったと言っても、あくまでも治療をきちんと受けた場合です。
現実を受け入れられずに病院へ行かないで治療も受けないとなれば、確実に死への道を進むことになります。
HIVに感染すると、免疫の大切な役割を担っているCD4陽性Tリンパ球の数が徐々に減っていきます。
このCD4陽性Tリンパ球ができるだけ多いうちに治療を始めると死亡率を下げることができます。
治療は早ければ早いほど長生きができるのです。
反対に、治療を受けない場合には、一般に10年以内にエイズを発症するとされていますが、CD4陽性Tリンパ球が少ない人やウイルス量の多い人は3年のうちに3割以上(最大で8割以上)の人がエイズを発症してしまいます。
早期の治療はパートナーへの感染も減らす
病院でHIV感染を確認して早期に治療を開始することは、本人の寿命を伸ばすメリットだけではありません。
治療をできるだけ早く始めることでHIVをパートナーへ感染させてしまうリスクも大幅に減らすことができます。
HIVに感染していてもセーファーセックスの考え方に則って、できるだけ早く治療を始めれば、セックスをしてもパートナーにうつしてしまう確率はかなり低くすることができます。
治療をしない場合に比べて、9割以上も感染率を減らすことができるのです。
このようなセーファーセックスも、病院に行くことすらしない状態では問題外ですね。
[blogcard url=”https://sticheckup.com/aidssex/”]まとめ
せっかく検査をしているのにほとんどの人が病院へ行っていないなんてびっくりしました。
何のために郵送検査をしたのでしょう。
おそらく、陰性の結果で安心したかったのでしょう。
予想外の陽性結果が受け止められないのでしょうけど、そこは勇気を出して一歩を踏み出してほしいですね。
もうエイズは死ぬ病気ではなくなったのですから。ただし、生きるためには治療を受けることが前提です。
死ぬか生きるかは、病院へ行くか行かないかの勇気の一歩にかかっているのです。
エイズについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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