かねてより当サイトにおいて、日本ではいまだにHIVやクラミジアが猛威をふるい、さらに最近では梅毒が非常に増えていることに警鐘を鳴らしてきました。
特に梅毒は平成23年に827人だったのが、ほんの数年の間に急激に増加し、平成28年の今年は10月初旬の時点で3,284人にも達しました。
危機感を抱いた厚生労働省は、今年はなんとセーラームーンを起用して性病検査・治療を啓蒙するためのリーフレットを作成しました。
キャッチフレーズは「検査しないとおしおきよ」
作者の武内直子さんの好意により、イメージキャラクターになったセーラームーンに「検査しないとおしおきよ」という決めゼリフを言わせるという大胆な表紙となりました。
ネットではこのキャンペーンに対し、男性からうつされる病気なのになぜ女性にだけ検査をさせるのか?という批判が出ているようです。
しかし、それは見当違いな批判です。
将来、子どもを産む女性の体は男性以上に性病に気をつけなければなりません。
むしろ女性の体を守るためのキャンペーンであるとも言えるのです。
極端なことを言えば、あまり熱心に啓発してもらえない男性は軽く見られているとも考えられます。
検査をして助かるのは、その人の体なのですから。
もちろん、目立たないかもしれませんが、男性に対する啓発も厚労省は行ってはいますよ。
厚労省がこれだけ力を入れるということは危機感の表れ
セーラームーンのような人気キャラクターを起用してまでキャンペーンを張るというのは、それだけ近年の性病の蔓延(まんえん)が深刻であるということを示しています。
梅毒だけでなく、当サイトでも取り上げている耐性菌のスーパー淋菌、
先進国で唯一、減少しないHIV、
性病の中でもっとも感染者数が多く、一向に減らないクラミジア
など、まったく制圧できていない性病が多数あります。
性病になっても、本人が気づかないことも珍しくありません。
[blogcard url=”https://sticheckup.com/mushojou/”]これらの性病から自分の体を守るには、みずから積極的に性病検査を受けることです。
「なぜ女性だけ検査をうけなければならないのか?」
という疑問がいかにピント外れであるかが理解していただけると思います。
女性を対象にセーラームーンを起用してまでキャンペーンを行うのは、性病を根絶するためだけではありません。
女性の健康(もちろん男性も)を守ることが厚生労働省の仕事だからです。
そして実際に検査を行ってあなたの未来を守るのは、あなたのちょっとした勇気なのです。
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