性病による潰瘍で股間が痛い男性

ある日、大切な性器にただれや潰瘍ができていたら…

考えただけで痛いですね。

性行為の心当たりが無いならともかく、おそらくは

「性病にかかってしまった!?」

と焦ってしまうのではないでしょうか?

実際にこのような症状の場合、性病であることは多いのですが、可能性のある性病の種類は意外に多く、また、性病以外の原因も考えられます。

この記事では、性器にただれや潰瘍を起こす原因についてまとめてみました。

万一の時の参考にしてください。

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ただれ・潰瘍病変を起こす性病

セックス時に直接性器と性器が触れるだけに、性器の表面にただれや潰瘍ができた場合は性病が原因であることが多いようです。

性器表面に病変を現す性病はいくつもありますので、それぞれの病変の特徴について解説します。

また、男女で病変の出方に違いがありますので、その辺についても詳しく説明します。

※サムネイルにはただれ・潰瘍部以外はモザイクをかけていますが、タップすると元画像が表示されるので注意してください。

性器ヘルペス

男性

ペニスのヘルペス病変
引用「性感染症STD」南山堂 田中 正利 著
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セックスにより初感染すると、約2~10日で亀頭や陰茎に水疱が現れます。

水疱が破れると潰瘍になり、とても痛いのが特徴です。

また、熱が出て、鼠径リンパ節(股のつけ根のリンパ節)が腫れます。

アナルセックスをしたケースでは肛門周囲や直腸の粘膜に同じような病変ができます。

初感染で症状があらわれた場合は重い症状が出ることが多いですが、治療をしない場合でも2~6週で自然に治ります。

女性

女性のヘルペス
引用「性感染症STD」南山堂 田中 正利 著
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初感染の場合、男性と同じく感染から約2~10日で発症します。

大陰唇、小陰唇、膣前庭部、会陰部に水疱が発生し、破裂すると潰瘍になります。

女性でも発熱鼠径リンパ節の腫脹が生じ、排尿痛のために歩けなくこともあります。

やはり2~6週で自然に治癒します。

男女ともに再発を繰り返すことが多いですが、再発時は1~数個の小さな水疱が狭い範囲でみられるだけで軽く済みます。

再発時も1~2週で自然治癒します。

再発時の前兆として、太ももから下腿にかけて違和感や神経痛のような症状が出ることがあります。

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梅毒

硬性下疳
引用「性感染症STD」南山堂 田中 正利 著
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男女ともに感染から10~30日で、感染した部位に初期硬結と呼ばれるしこりができます。

やがてしこりの中央部がえぐれて潰瘍硬性下疳)になりますが、痛みがないのが特徴です。

遅れて鼠径リンパ節が腫れてきますが、これも特に痛みは感じません。

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軟性下疳

男性

男性の軟性下疳
引用 CDC (Centers for Disease Control and Prevention)
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感染後、2~7日で亀頭やカリの部分に小豆大の丘疹が生じます。

中央の膿疱が破れて浅い潰瘍になり、時間とともに深い潰瘍になります。

非常に激しい痛みを伴うのが特徴で、周囲に広がっていきます。

2~3週後には約半数で鼠径リンパ節が腫れ、激しく痛みます。

女性

女性の軟性下疳
引用 CDC (Centers for Disease Control and Prevention)
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男性同様に2~7日の潜伏期間の後、大陰唇、小陰唇、クリトリス、膣口部に丘疹ができ、次第に深い潰瘍になっていきます。

激しい痛みを伴うのと鼠径リンパ節の腫れについても男性と同じです。

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性病性リンパ肉芽腫

性病性リンパ肉芽腫
引用 Dr keshav’s Skin Hair Laser Cosmetic Clinic
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クラミジア-トラコマチスにより引き起こされますが、性器クラミジアを起こす病原菌とは異なる血清型(L1、L2、L3)のクラミジアです。

男性

感染後3~12日で会陰部や直腸粘膜に5~8mmのびらん・丘疹が発生します。

やがて潰瘍になりますが、痛みがなく数日で治ってしまうので、本人が気づかないことも多いです。

その後1~2週間で、鼠径リンパ節や大腿部リンパ節が腫れます。

最初は硬く、時間とともに軟らかくなり破れてしまいます。

通常2~3ヶ月で治りますが、まれに陰茎や陰のうが象皮病になることがあります。

女性

感染から3~12日経つと、膣、外陰部、直腸ときに子宮やノドに5~8mmの丘疹が生じ、後に潰瘍になり数日で治癒します。

痛みなどの自覚症状が無いので本人も気づかないまま治ってしまうことも多いです。

その後1~2週間経ってから発熱倦怠感が起こり、深部後腹膜リンパ節と骨盤リンパ節が腫れるために、腰痛や下腹部痛が起こってきます。

女性では鼠径リンパ節が腫れることはありません。

他に直腸炎から下痢や血便の症状が見られます。

女性では大小陰唇が象皮様になり難治性潰瘍が起こることがあります。

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鼠径部肉芽腫

カリマトバクテリウム(Calymmatobacterium granulomatis)によって性器に引き起こされる感染症です。性病の一種。

ネットで検索すると、鼠径リンパ肉芽腫(性病性リンパ肉芽腫)と混在して出てくるため非常にまぎらわしいですが、鼠径部肉芽腫と鼠径リンパ肉芽腫はまったく異なるものです。

(参考記事)

メルクマニュアル

日本皮膚科学会

男性

男性の鼠径部肉芽腫
引用 CDC (Centers for Disease Control and Prevention)
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感染から1週~3ヶ月で陰茎、陰のう、鼠径部、大腿部に出血しやすい肉様の結節が生じます。

痛みはなく、結節はやがて潰瘍化します。

潰瘍の周囲は堤防のように盛り上がり周囲に拡大していきます。

女性

女性の鼠径部肉芽腫
引用 CDC (Centers for Disease Control and Prevention)
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通常、感染後2~3週で小陰唇や会陰部に出血しやすい肉様の結節が1~数個発生します。

痛みがなく、後に潰瘍へと進みます。

潰瘍の所見は男性同様に周囲が盛り上がり、拡大していきます。

鼠径リンパ節の腫脹はみられません。

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カンジダ症

男性

男性のカンジダ
引用 CDC (Centers for Disease Control and Prevention)
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外陰皮膚粘膜カンジダ症といい、感染後数日で亀頭、カリの部分に紅い丘疹水疱膿疱びらんなどが生じます。

女性

女性のカンジダ
引用 CDC (Centers for Disease Control and Prevention)
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外陰・腟カンジダ症。膣カンジダ症に伴って外陰部にびらん・潰瘍が生じ、表面に粥状、ヨーグルト様のものが付着します。

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淋菌感染症

女性の淋病によるびらん
引用 CDC (Centers for Disease Control and Prevention)
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淋菌が女性に感染すると2~7日で薄い~膿性の帯下(おりもの)が増加します。

おりものによって外陰部にびらん痒みを生じるもので、女性でだけ問題になります。

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膣トリコモナス症

淋菌と同じく女性でだけ問題になります。

感染後約10日で悪臭のある泡立った黄色のおりものが増加します。

感染者の半数は症状がでません。

おりものの刺激で外陰部にびらんを生じます。

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ただれ・潰瘍を起こす性病以外の病気

性病以外にも性器に潰瘍を生じる病気がいくつもあります。

性病とまぎらわしい病気の主なものを挙げてみました。

帯状疱疹

ペニスにできた帯状疱疹
引用 CDC (Centers for Disease Control and Prevention)
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子供がかかる水疱瘡と同じウイルスによって起こります。

ヘルペスウイルスですが、性器ヘルペスの原因である単純ヘルペスウイルスとは異なります。

しかし、挙動はよく似ていて、治癒しても神経節にウイルスが残り、免疫の低下とともに再発を繰り返します

。治療をしなくても2~3週で自然に治癒します。

帯状疱疹は体のどこにでも起こるので、男女ともに性器の皮膚や粘膜部に生じることがあります。

水疱びらん潰瘍を起こします。発症に先立って、違和感や神経痛様の症状が先行する事が多いです。

ベーチェット病

ベーチェット病
引用 Kaneko F, et al. Genetics Research International,2014
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ベーチェット病は口腔粘膜のアフタ性潰瘍、皮膚症状、外陰部潰瘍、眼症状の4つを主症状とする炎症性疾患です。

原因は不明で難病に指定されています。

男性では陰のうに潰瘍病変が出ることが多く、陰茎や亀頭部分に見られることもあります。

女性では潰瘍は大陰唇に好発し、小陰唇に出ることもあります。

急性外陰潰瘍(リップシュッツ潰瘍)と言って、外陰部潰瘍と口腔粘膜のアフタ性潰瘍だけが出る症例もあります。

固定薬疹

固定薬疹
引用 Your-Doctor Dermatolgy Atlas
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特定の薬剤が原因となって、内服後数時間のうちに発赤やかゆみを生じます。

亀頭や包皮では通常、1ヶ所、時に複数の円形の紅斑が現れます。

やがて、びらん・潰瘍に進み、治癒後も色素沈着を起こしてあとが残ります。

接触性皮膚炎

Ⅳ型アレルギーによって起こる、皮膚に接触した物質が原因となるアレルギー性皮膚炎です。

アトピーを起こすⅡ型アレルギーとは別のメカニズムによって起こります。

膣分泌物や医薬品、避妊具などがアレルゲンとなります。

女性では生理用品が原因となることもあります。

かゆみを伴う境界のはっきりした紅斑を生じ、炎症が激しいとびらんになります。

外傷

性交後に裂傷やびらんを生じることがあります。

男性では咬傷(フェラチオの時に傷つく?)が多いと言われています。

乳房外パジェット病

乳房外パジェット病
引用 A. Hiraldo-Gamero,et al. Actas Dermosifiliogr Vol.102,554-6,2011
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皮膚がんの一種で全皮膚がんの10%を占めると言われています。

ほとんどの症例で陰茎、陰のう、恥丘、肛門周囲、会陰部に起こります。

境界のはっきりしたじゅくじゅくした紅斑、脱色素斑、色素沈着、かさぶたなどが見られます。

痒みがあるため、専門外の病院だと湿疹やインキンとして治療されることもあります。

放っておくと、転移して命に関わってきます。

開口部プラズマ細胞症

陰茎、亀頭や小陰唇に慢性経過を示す、境界のはっきりした光沢のある赤褐色斑やびらんを起こします。

原因は不明で、何らかの刺激によりプラズマ細胞が増殖したものと考えられています。

まとめ

可能性のある性病をいくつも記載していますが、軟性下疳・性器性リンパ肉芽腫・鼠径肉芽腫については日本ではまずありませんので考えなくていいでしょう。

ただし、海外へ行ってセックスをした心当たりのある人は可能性があるかもしれません。

また、性病以外の原因も結構ありますので、性行為による感染の可能性が低い人はまずこちらの方を考える必要があります。

何れにせよ、素人が見た目だけで判断することはできませんので、性病検査キットで確認するか専門医を受診することが必要です。

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