仲のいいカップル

世間的には、淋病(淋菌感染症)は男性の性病というイメージが強いですね。

オシッコをすると痛いとか尿道から膿が出てくるというはっきりした症状は男性にしか起こりませんから、そのイメージもあるのでしょう。

実際に医療機関から報告される淋菌感染者の大多数が男性なんです。

しかし、淋病は女性にとって用心しないといけない危ない性病であることをご存知ですか?

実は、潜在的な淋病の女性感染者は非常に多く、感染したときに起きる問題も重大で、女性こそ淋病には気をつけないといけないのです。

この記事では、女性の淋菌感染者が多い理由や女性にとってやっかいな性病である理由について詳しく解説しています。

淋病がどんな性病なのかを詳しく知りたい人はこちらの記事をご覧ください。

淋病の患者報告数は圧倒的に男性が多い

届け出淋病患者数

平成28年度に報告のあった新規の淋菌感染者数は全国で8,298人、そのうち男性患者は6,654人と女性に比べて圧倒的に多く発生しています。

この数字は約1,000ヶ所の指定医療機関で診断された患者数なので、全患者数はもっと多いと予想されます。

淋病がこんなにも男性患者にかたよって発生しているのはどうしてなのでしょう?

理由の1つには、多くの男性が風俗に行くことが挙げられます。

淋菌は性器だけでなくノドにもよく感染するため、風俗で働く女性が淋菌を持っている男性客から感染し、今度は自分が感染源となって他の男性客にうつしてしまっているのです。

ノドの淋菌感染は無症状のケースが大半で、症状があってもせいぜい軽くノドが痛くなるくらい。

そのため淋菌感染者となっても本人は気づかずにそのままサービスを続けて、次々に別の客に感染させていくことになります。

是非はともかく、現実として風俗へ行く男性が多いことが男性感染者がいびつに多くなる原因の1つと考えられます。

潜在的な女性感染者はすごく多い

淋病の感染率

男女で淋菌感染者数に大きな差があるもう1つの理由として、女性は淋菌に感染しても無症状のケースが非常に多いことにあります。

たとえ症状が出ても、女性では子宮頸管炎によるおりものの異常が出るくらいです。

腟トリコモナス症や膣カンジダ症で起こる膣炎に比べて、淋菌による子宮頸管炎ではおりものの量が少ないため、本人が自覚していないことが多いのです。

男性の場合は強烈な痛みや尿道から膿が出るなどの明らかな症状があるので、「気がつかなかった」なんてことはまずありませんからね。(少ないですが男性でも無症状のことはあります)

なので、実際には女性も男性並みに感染者が多くても大半が表面化していないだけ、つまり報告されている患者数はごく一部なのではないかと考えられます。

セックス時の感染率を比べても、女性の方が男性よりも淋菌に感染し易いのです。

淋菌自体、他の性病に比べて感染しやすく、男性女性から感染する場合でも、一度のセックスで30%ほどの確率で感染します。

これでも十分に高いのですが、女性男性から感染する場合には、たった一度のセックスで50~60%もの高率で感染するといわれています。

年間に報告されている感染者数は8千人ほどですが、専門家は潜在的には男女を含めて5~8万人はいるとみています。

これまで述べてきたことを考えると、この数字の過半数は女性が占めていることは容易に想像できますね。

淋病は男性に多く男性の性病ととらえられていますが、女性こそ気をつけないといけない性病といえるでしょう。

そして感染者が多いというだけでなく、女性にとって淋病は次に述べるような2つの問題をはらんでいます。

女性の無症状例は感染源として問題

無症状のまま感染を広げる

問題の1つは、先にも述べた無症状例の存在です。

子宮と咽頭、どちらへの感染でも、多くのケースで症状があらわれません。

そのため淋菌に感染した女性はキャリアとなって、男性に淋菌感染を広げていくことになります。

このことは風俗で働いている女性に限ったものではなく、普通の恋人同士においても同じことです。

一度、男性から感染しても、無症状のため感染に気づきません。

その相手と破局して新しい恋人ができたら、今度は自分が感染源となって相手の男性に感染させてしまうのです。

以後、本人が自分の淋菌感染に気づかないかぎり、同じことを繰り返していきます。

パートナーが変わらない場合には、相手への感染源となりピンポン感染する原因になります。

ピンポン感染とは?

男性側は淋菌感染により症状が出ます

下矢印

淋病に気づいて治療を受けて、いったん完治します

下矢印

ふたたびキャリア状態のパートナーの女性から感染してしまいます

このようなカップル間で繰り返される感染をピンポン感染といいます。

以上のように、女性の無症状例は不特定多数や特定のパートナーということに関係なく、感染源として問題になるのです。

治療が遅れることで重大な病気に発展する可能性

女性にとって、淋病がはらむ2つめの問題は無症状であるために治療が遅れることです。

無症状では本人が感染に気づいていないのですから、当然、治療されることはありません。

そのため感染源として問題になることは先に述べました。

女性ではそれ以外に、将来的に女性自身にとって健康上のトラブルを引き起こすことがあります。

無症状のケースは、無症状のままというわけではないのです。

子宮頸管炎にとどまっていた淋菌感染は、やがて深部へと拡がっていき、子宮内膜炎・卵管炎・卵巣炎・骨盤腹膜炎などからなる骨盤内炎症性疾患(PID)を起こしてきます。

淋菌の感染が広がる

この時点では、下腹部痛や不正出血などの症状が出ることがありますが、それでも淋菌感染に気づくのが遅れて、治療が遅れてしまうと不妊になってしまうことがあります。

不妊にならなくても、感染したまま妊娠してしまうと子宮外妊娠赤ちゃんへの淋菌感染症を起こす可能性も。

また、淋菌感染者の1~3%の確率で、全身へ感染が広がり関節炎や皮膚炎を起こす播種性淋菌感染症(DGI)が起こります。

無症状例はけっしてそのまま無症状のままというわけではありません。

治療の遅れからこれらの重大な問題が起こってくるのです。

積極的に性病検査をして自己防衛

衛生検査所

無症状で潜在的な感染者の多い女性が、自分の体を守るためにはどうすればいいでしょう?

答えは1つしかありません。

症状のない性病を見つけるためには、性病検査を受けることです。

それも1度受けて陰性であればOKということではなく、定期的に性病検査を受けることをおすすめします。

もし、あなたが結婚していてパートナーが1人に限られるのなら、そこまでする必要はないかもしれません。

しかし、まだ独身で、パートナーが変わっていくのでしたら、そのたびに検査を受けるのが理想です。

できればつきあい始めに2人でカップルチェックをするのがベスト。

浮気性の相手なら、付き合っている間も定期的に検査する必要があるかもしれませんね。

将来のトラブル回避のために、積極的に性病検査を受けましょう。

まとめ

淋病は男性の病気というイメージは捨てましょう。

むしろ女性こそ気をつけないといけない性病なのです。

無症状は無症状のままではありません。

無症状だからこそ自ら検査を受けて警戒しないといけないのです。

淋病について詳しくは>>>淋病ってどんな病気?原因・感染ルート・症状など徹底解説!

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