以前から当サイトでも警鐘を鳴らしていた梅毒の広がりが、さらに勢いを増しています。
こちらの記事や
[blogcard url=”https://sticheckup.com/baidokukyuzoo/”]こちらの記事、
[blogcard url=”https://sticheckup.com/salermoondeseibyokensa/”]でもお伝えしてきましたが、今年の梅毒はとどまるところを知りません。
とうとう、11月27日現在の報告数で4077人と4000人の大台を突破してしまいました。
梅毒は戦後、大幅に減少して途中に小さな流行はありましたが、2010年まで年間報告数は500~800人で推移していたのです。
つい6年前の2010年には621人と少ないまま安定していたのですが、短期間のうちに急激に増加してしまいました。
12月の報告数が加算されれば2010年の7倍を超えるのは間違いないでしょう。
梅毒の猛威が直感的にわかるように、近年の報告された患者数をグラフにしてみました。
2010年を境に、指数関数的に増加しているのがはっきりわかると思います。
この調子で感染が広がれば、来年はどうなってしまうのでしょう。
想像するだけでも恐ろしいことになりそうです。
厚生労働省があせって、セーラームーンを起用してまで感染予防を啓蒙するポスターを作ったのもうなづけますね。
梅毒から自分を守るのは自分の予防意識
梅毒がこれだけ広がっていても、直接的に厚生労働省が梅毒を押さえ込む事はできないのです。
他の病気と違いワクチンはありませんし、うがいや手洗いで予防できるたぐいの病気でもありません。
「厚労省の役人やお医者さんがなんとかしてくれるだろう」
という他力本願では梅毒はますます広がっていくでしょう。
対岸の火事だと思っていたら、知らない間に自分の周りに火が回ってくることにもなりかねませんよ。
梅毒の感染ルートはほぼ性行為なので、セックスさえしなければいいのですが、普通の人にそんな修行僧のような禁欲生活は現実的ではありませんね。
好きな人と体を重ねるのは自然なことですから、それを制限するというのは受け入れられないことです。
なので禁欲の代わりに、個人個人が予防を心がけることが必要で、セックスのときには必ずコンドームを使うことや、定期的に性病検査を受ける、あるいは不特定の人と行為を重ねないようにするなどの対策をとって梅毒の感染が広がらないようにしなければなりません。
自分やパートナーの体のことをまず考えてひとりひとりが積極的に行動をしていかないと、梅毒が収束に向かうことはないでしょう。
コンドームの使用と性病検査、これらを徹底して行うようにしましょう。
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