まん延する性病のイメージ

昨年からたびたび注意喚起されている梅毒は、今年も勢いをゆるめることなく広がり続けています。

今年(2017年)7月の時点で、2015年の年間報告数2690人を超えてしまい、10月8日までで4345人に達しています。

去年(2016年)の年間報告数4559人も超えるのも時間の問題です。

2017年の梅毒報告数

このペースで行くと、今年は年間で恐らく5千数百人に達しそうな勢いです。

東京や大阪、神奈川など大都市のある都道府県に患者数が集中していますが、日本全国にまんべんなく梅毒は発生していて、今年発生していないのは島根県だけという状況です。

赤ちゃんが危ない!

新生児

大人の梅毒が増えていることで、赤ちゃんへの感染、先天梅毒も増加しているのが目立ちます。

毎年、0~4歳の梅毒患者数は5例前後だったのが、2015年は14例、2016年は16例と3倍程度に増えています。

梅毒は妊婦さんが感染していると、胎盤感染して流産や死産の原因になりますので、実際に赤ちゃんへ感染してしまっている数は、もっと多いのかもしれません。

先天梅毒は生まれた赤ちゃんに梅毒の症状を出すだけではなく、先天性の障害を起こす原因にもなります。

不幸な赤ちゃんを生み出さないように、大人がしっかりと守ってあげないといけないですね。

梅毒感染を減らすには性病検査と予防しかない

コンドーム

この数年、ものすごい勢いで感染が広がっている梅毒を防ぐには、日頃から定期的に性病検査を受けるしかありません。

特定のパートナーしかいなくて、相手がけっして浮気をしないのであれば必要がないかもしれません。

でも、付き合う相手が変わったり、不特定の人と関係を持つ人、パートナーが浮気性の人は、積極的に性病検査を受けて自分の身を守りましょう。

それに加えて、普段のエッチの時にできるだけコンドームを付けるようにしましょう。

梅毒は皮膚にも病変が出るという性質上、コンドームで予防できないこともありますが、最初に出る硬性下疳は主に性器にできますから、多くの場合で感染予防効果があります。

それに、性病は梅毒だけではありませんから、他の性病予防、特にクラミジアや淋病の予防にはコンドームは非常に効果的です。

子どもを作りたいのでもないかぎり、なるべくコンドームを使用するようにしましょう。

まとめ

梅毒がこれだけまん延してしまうと、一人一人が予防意識を持って対策をとらないと、感染の勢いを止めることはできないでしょう。

厚生労働省は毎年、注意喚起していますが、いまだに十分に周知されているとは言えません。

まずは、自分から梅毒感染を予防するように心がけましょう。

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梅毒になると感染リスクの高いHIVとセットで検査しましょう。

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