女子高生

クラミジアは性器への感染、ノドへの感染にかかわらず、非常に無症状例の多い性病です。

そのためクラミジアにかかっているのに、本人も知らずに過ごしていることも珍しくありません。

妊婦を出産前にチェックしてみると3~5%もの高確率でクラミジア感染がみつかります。

このクラミジアは、性病にはあまり縁がないと思われがちな高校生に驚くほど高率に感染が広がっているのです。

クラミジアについて詳しくは>>>クラミジアってどんな病気?原因・感染ルート・症状など徹底解説!

クラミジアは若い男女に多い性病

一般に性病には、10代20代30代の若い世代がよくかかります。

中には膣カンジダ症のように中高年でも発症する性病もありますが、その場合は常在菌としてのカンジダが日和見感染しているので厳密には性病とはいえません。

若い人たちに性病が多く発生する理由は、活発にセックスをしていることと、パートナーが変わりやすいということにあります。

とりわけクラミジアは性病の中でも10代20代に圧倒的に多く発生する傾向にあり、さらに男性より女性で倍近くの発生がみられます。

人並みに性行為をしている若い人たちにとって、クラミジアは一番気をつけないといけない性病といえるでしょう。

高校生の患者数は一般の人が思っているのより桁外れに多い

クラミジア感染者男女別

参考データ厚生労働省感染症情報

上のグラフは平成27年のクラミジア患者数を男女別、年齢別にあらわしたものです。

10代20代に片寄って発生しているのがよくわかります。特に20代女性の多さが目立ちますね。

しかし、特筆すべきは女子高生のクラミジア患者の多さ。

まだ、性行為が未体験の人が大半で、経験していても経験年数がまだ少ない中で、これだけの患者が発生しているのです。

母数が少ないのにも関わらず、これだけ患者が出ているということは、経験済みの高校生にはかなりの高率でクラミジア感染が起こっていると予想できます。

草食化が進む一方で男女関係が乱れてる?

草食

最近は草食男子なんて言葉があるように、男女のリアルな恋愛に奥手な人が増えていて、30代40代になっても未経験のままという人が増えてきました。

高校生ではセックスの経験率は調査によってバラツキがありますが、女子で4割程度、男子で3割程度といわれています。

このようにセックス経験者の割合が、他の年代に比べたら圧倒的に低いのに、クラミジア感染者が多い(女子は30代より多い)ということは、経験済みの一部?の高校生、特に女子高生はかなり性的に乱れていると考えられます。

どうやら世の中、両極端になってきているのかもしれません。

高校生にとって性病は人ごとではありません

高校生

先のグラフをみてみると、10代後半女子のクラミジア患者数が2000人ほど。

「18、19歳の高校卒業した人も含まれているので、高校生以外の患者がほとんどじゃないか?」

「全国で2000人だから大した数じゃないでしょ?」

と考える人もいるでしょう。

しかし、数年前に高校生のみを対象にした調査で衝撃的な結果も出ているのです。

サンプル数は5000人規模の大がかりな調査で、クラミジアの性病検査をおこなったものです。高校の学力レベルも片寄らないように幅広く選ばれていて、信頼できる調査です。

その結果では、クラミジアに感染していたのは女子高生で13.1%(15歳2.0%、16歳17.3%、17歳11.8%、18歳14.3%)、男子高生で6.7%(15歳5.3%、16歳4.8%、17歳6.0%、18歳8.5%)というものでした。

驚きですね。この数字は未経験者の人も含めた結果です。一般の高校生がこのぐらいの確率でクラミジアに感染していると考えていいでしょう。

高校生というとセックス未経験者が多く、経験があっても少ないので、性病なんてあまり関係ないものと思っていましたが、まったくの逆ですね。

 

nicol説明

高校生自身も性病なんて人ごとだと思っているからこそ、これだけまん延してしまっているのかもしれませんね。

高校生の方、あるいは高校生とセックスした方はクラミジアのチェックを

注意点

世間で高校生のセックスの問題といえば避妊のほうに目が行きがちで、性病に関してはあまり心配されていないような傾向にあります。

しかし、これまで紹介してきたデータからすると、他の年代以上にセックス経験者のクラミジア感染が広がっているようです。

実際に今、高校生でセックス経験者の方はもちろんですが、高校生とセックスをした人もクラミジア感染のリスクが高いことを理解して、積極的にクラミジアのチェックをしてみる必要がありそうです。

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まとめ

梅毒について説明する女医高校生の感染者数の多さにはビックリですね。

クラミジアは男女ともに感染しても無症状の人が多いので、本人も知らない間に感染していることの多い性病です。

高校生はセックスの経験が浅く、性病への警戒心もうすいために、これだけクラミジアがまん延してしまったのでしょうね。

これからは高校生には避妊だけでなく、性病予防の知識をもっと広めていく必要がありそうです。

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