クラミジア感染が心配なカップル

クラミジアは症状が軽く治療もしやすいことから深刻にとらえず、男性の中には感染したことを武勇伝的に語っている人もいますね。

でも、あまり安易に考えていると、クラミジアといえどもなかなか治らなかったり、再発を繰り返して苦労をすることになります。

この記事では、治療失敗や再発の原因となる、クラミジアを治療する上での落とし穴についてまとめてみました。

性病の中では治しやすいクラミジアは安易に治療しがち

性病治療薬

クラミジア治療には一般にアジスロマイシン(ジスロマック)がよく使われます。

1回服用するだけでいいので患者側としても助かるのですが、手軽でよく効くために「クラミジアになっても薬ですぐに治せるからいいや」と、予防に対する意識が低下してしまうのが問題です。

クラリスロマイシンやミノマイシンなど他の薬剤での治療では、7日間連続で服用しなければなりません。

この場合も薬がよく効き数日で症状がなくなるので、早々に薬を飲むのをやめてしまう人がいます。

これらの薬剤ではしっかり7日間飲み続けないと完治しません。

性病検査でたまたまクラミジアがみつかった無症状例の人は、なおさら服用がいい加減になりがちで、完治していない率が高いかもしれません。

専門医の話では、特に男性患者は治療後の再診に来ない人が多いといいます。

こういう人は自分はすっかり治ったつもりで普通にセックスを始めてしまうので、他の人へどんどんクラミジア感染を広めていってしまいます。

クラミジアがここまで蔓延する原因の1つに、このような安易な治療があるのは間違いないでしょう。

パートナーが感染していてピンポン感染を繰り返している

性病のことがよくわからないカップル

クラミジアの治療はよく効く抗生剤がいくつかありますので、しっかり指示通りに服用すれば問題なく完治することができます。

でも、クラミジアで忘れていけないのが、感染しても無症状のままの人が多いこと。

そのため次のようなことが起こります。

治療してちゃんと完治しても、しばらくしたらまたクラミジアになってしまう…。
「特定のパートナーとしかセックスしていないし、風俗にも行っていないのにおかしいなぁ…」

念のために、なんの症状も出ていないパートナーも性病検査をしてみたら、しっかりクラミジアに感染していた、ということがよくあります。

このように、無症状のために気づかずに何度もパートナー間でうつし合ってしまうことをピンポン感染と言います。

パートナーがいる人は一緒に検査・治療をしないと、いつまでたってもクラミジアを完治することができません。

恋人のいる人がクラミジアに感染した場合は、自分の治療だけをしていては、簡単には治らないものと思ってください。

別の人から新たに感染する

 

感染のネットワーク

性器クラミジアでは、感染しても症状が出ない、あるいは軽いために本人も感染に気づいていない(無症候群といいます)感染者が非常に多くいます。

現在、厚生労働省が発表している年間性器クラミジア感染者数は2万4千人ほどです。

「日本の人口1億2千万人のうちの2万数千人なら、めったに感染者に当たることはないだろう」なんて高をくくっていませんか?

2万4千人というのはあくまでも特定の医療機関で検査を受けて明らかになった感染者の数に過ぎません。

この数字は氷山の一角で、実際の感染者数は100万人にも達するともいわれているのです。

さらに、性器クラミジアは各世代にまんべんなく発生しているのではなく、10代20代30代という若い世代に片寄って発生している性病であるということ。

今、日本の15歳~34歳の人口は約2,500万人。

100万人の大半がこの2,500万人に含まれていると考えれば、とてつもなくクラミジア感染者が多いことを実感できるでしょう。

なので、せっかくクラミジアを完治しても、予防対策をしっかりしておかなければ、いつまた、あらたにクラミジアをもらってしまうかもしれないのです。

ノドへの感染に気づいていなかった

口の中の粘膜

クラミジアは性器だけに感染する病気ではありません。

ノド(咽頭)や直腸、眼などにも感染して症状をあらわします。

特に気をつけないといけないのがクラミジアの咽頭感染

クラミジアが性器に感染している人は、10~20%の確率で咽頭へも感染しているといわれています。

咽頭感染がやっかいなのは性器への感染以上に症状に乏しいことです。

症状が出ても、せいぜいノドの痛みや腫れなので、風邪と間違えてしまいます。

性器への感染に気づいた人でも咽頭への感染を見落としている人が多いのです。

治療は性器への感染と同じですが、咽頭への感染は治りにくい傾向があります。

なので、クラミジアは咽頭への感染も同時に検査して、感染が認められた場合は治療後の確認検査で、咽頭のクラミジア感染も完治していることを確認しましょう。

性器クラミジアを完治させるためのポイント

性病検査の注意点を説明する女医

ここまでで、治しやすいとされる性器クラミジアも、対応をあやまると完治せずに何度も繰り返してしまうことを理解していただけましたか?

最後にクラミジアをしっかり治すためのポイントをまとめてみました。

パートナーも検査・治療

パートナーがいる人は、ピンポン感染を避けるため、同時に検査・治療を受けるようにしましょう。

自分だけ治療を受けてもけっして完治することはありません。

ノドへの感染も調べる

症状がなくても咽頭への感染が起こっていることが多いので、検査を受ける際には咽頭の検査も同時に行いましょう。

咽頭感染は治りにくいので、性器の感染が治まっていても咽頭の感染が残っていることがあります。

また、カップルで検査を受けて性器にクラミジア感染していないと判明しても、咽頭感染があって、結局、ピンポン感染をしてしまう、ということもありえます。

薬をちゃんと服用する

症状が出なくなっても、あるいは最初から症状がなくても、途中で止めることなく最後まで指示通りに薬を服用しましょう。

少しでも菌が残ってしまうと再発を繰り返してしまうことになります。

治癒の確認検査をする

たとえ効果の高い治療薬であっても、100%完治するとはかぎりません。ちょっとした悪条件が重なって、クラミジアが残ってしまうこともあります。

治療薬をしっかり服用したあとは、1~2週間経った頃に性器と咽頭のセットで治癒したかどうかの確認検査をするようにしましょう。

まとめ

梅毒について説明する女医クラミジアは症状が軽く、治療も簡単なため、たとえ感染したとしても安易に考えがちです。

「クラミジアに感染するかもしれない…」という恐れも、多くの人があまり感じていないかもしれません。

しかし、感染の広がりぐあいにはものすごいものがありますから、適当に考えていると知らない間に感染したり、治療しても治療しても再発を繰り返すことになります。

深刻になってセックスに臆病になる必要はありませんが、ポイントをおさえてしっかり予防・治療に取り組むようにしましょう。

クラミジアについて詳しくは>>>クラミジアってどんな病気?原因・感染ルート・症状など徹底解説!

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