カップル

去年も何度かお伝えした梅毒が再び流行している情報ですが、今年の最新の統計が発表されました。

去年の梅毒感染者は結局、4,559人(そのうち男性3,174人、女性1,385人)と4千人の大台をはるかに超える結果となりました。

今回、3月26日までの約3ヶ月間に報告のあった梅毒感染者数の速報値が発表されましたが、すでに千人を超える1,013人となっています。

去年の同時期は796人でしたので、約1.27倍と相変わらず増加の勢いが止まっていません。

また、梅毒の知識がないために検査を受けていない潜在的な患者もいるでしょうから、実数はもっと多いかもしれません。

単純に年換算すると4千人程度になりますが、寒い冬は不特定の人とのセックスの機会は少ない時期です。

これから暖かくなってくるにつれて、若い人を中心に特定のパートナー以外とのセックスが増えることを考慮すると、おそらく去年以上のハイペースで感染者数は増えていくと予想されます。

古い性病だからこそ知識を持たない人が多い

古くからある梅毒

梅毒は非常に古くからある性病です。

戦後間もなくまで非常に人類を苦しめた病気でしたが、治療法の確立によってほぼ過去の病気となっていました。

そのため、今の若い世代は梅毒のことをあまり警戒していない傾向にあります。

気にもしないので、梅毒に対する知識もあまり持っておらず、感染ルートや症状などよく知らないのが現状です。

そこに梅毒が広がり始めたため、予防意識のない人たちの間に一気に蔓延してしまったのが実情でしょう。

今の患者数からみると、尖圭コンジローマとほぼ同程度の感染リスクがあります。

もう身近な性病として意識を変えていく必要があるでしょう。

自己防衛のために、梅毒の知識をいま一度確認しておいてください。

[blogcard url=”https://sticheckup.com/syphilis/”]

予防はコンドームの使用と定期的な性病検査

コンドーム

現段階では、行政は梅毒の蔓延の原因を解明できておらず、有効な対策を取れていません。

自分たちの体は自分たちで守るしかないようです。

梅毒は完全ではありませんが、コンドームを使うことで感染を防ぐことができます。

不特定の人とのセックスでは、積極的にコンドームを使用しましょう。

定期的に性病検査をしてクリーンであることを確認するのもおすすめです。

また、新しいパートナーができた時には、2人そろって性病検査を受けるのが理想的です。

ブライダルチェックのようにこのカップルチェックも徐々に浸透しつつあります。

コンドーム性病検査、そして梅毒の正しい知識

この3つの剣で梅毒からあなたとパートナーの健康を守ってください。

 

知りたい性病をチェック!

性器クラミジア
淋病
膣カンジダ症
膣トリコモナス症
梅毒
HIV感染症
尖圭コンジローマ
性器ヘルペス
急性A型肝炎
急性B型肝炎
C型肝炎
赤痢アメーバ症
毛じらみ
疥癬
非クラミジア性NGU
細菌性腟症
軟性下疳
性器伝染性軟属腫
性病性リンパ肉芽腫
鼠径部肉芽腫
成人型T細胞白血病リンパ腫

↓クリック!!↓

簡単診断